2年生必修科目「コミュニケーション能力基礎演習」に外部講師を招いて

生活文化学科では、4月16日「コミュニケーション能力基礎演習」授業にコミュニケーション?トレーナーの

横溝佳侑先生をお招きした特別講義が行われました。

みなさんは普段の対話で話が通じなかったことはありませんか? この授業では、自分の考えをわかりやすく

伝える方法を学んでいます。

今回のテーマは「コミュニケーションは仕組みから理解しよう!」です。

グループワークをふんだんに取り入れ、わかりやすく講義をしてくださいました。

 

■グループワーク① 自己紹介をし合ってみよう!

1)楽しんで!

2)相手の話をしっかり聞こう。相手へのリスペクトを忘れずに!

人に話が通じないことの要因も考えてみました。

その一つには、同じ事柄を話していても、人それぞれの価値観や思い込みにもとづく「フィルター」があるから

だと、横溝先生は伝えてくれました。

だからこそ、コミュニケーションのベースには「信頼関係」が必要だということです。

 

■グループワーク②「無人島SOS」!?

 無人島にモノを8個、持っていけるなら何を持っていきますか?

 自分が選ぶときの判断基準や価値観は何だろう?

 周りの人はどんな基準や価値観で選んだのだろう?

 自分と他者の価値観を比べることで「フィルター」の違いの大きさを知ろう。

■まとめ

価値観は一人ひとり違います。だから他者とのコミュニケーションでは必ずフィルターが働きます。

自分ではない他者とのコミュニケーションはうまくいかないことがむしろ自然なのです。

 コミュニケーションには信頼関係がベースにあり、共感?理解、そのうえではじめて内容が最大限に伝わる

ことがわかりました。

横溝先生、ありがとうございました!

 

■学生の感想(一部抜粋)

?グループワークを通して、いろいろな人の意見を聞くことができて、新たな発見をすることができました。人の意見は自分では考えることのできないものだったりするので、それを生かせるのはとてもいいことだと思いました。コミュニケーションはこのさきも使う大事なものなので、もっといろいろな力を身につけていきたいと思います。(Y)

?伝え方が悪くもっと良い言葉があったのでは、とよく考えるので、内容がすごくおもしろかったです。無人島のグループワークも以前高校生のときにやったことがあったため、当時の考え方とどう変化していたかを思い返しました。どうして自分がそう考えたのか、他者にいつでも話せるよう癖をつけていきたいです。(A)

?もとの知識量や考え方が違うと意見が大きく変わると思いました。物事をいろいろな視点から見て考えられるようになりたいと思いました。(S)