川村学園女子大学は創立以来、社会や自然に感謝する謙虚な心をもって自分の足で立つ「自覚ある女性」の育成を目指してきました。自立した女性として社会に貢献するには、自分の特性に目を向け、その良い所を伸ばしながら、自分自身で活路を見出していくことが求められます。
本学は決して大きな大学ではありません。しかしその分、教員との距離が近く、学生一人ひとりへの手厚いサポートが可能です。入学から卒業までの4年間、学生にしっかりと寄り添い、夢の実現へ向けてそれぞれの個性を伸ばします。また、包括連携協定を結んだ自治体と協働するさまざまな取り組みを通して、社会活動のあり方を考える機会を設けています。さらに、女性学をはじめとする教養科目を数多く配置し、生きていく上で必要な教養と知性を育みます。
みなさんの個性が尊重される環境の中で、自分と向き合い、自己肯定感を高めてください。そして、他者の個性を享受する寛容な心を養ってください。自然や社会への感謝の心を育んでいきましょう。日々の小さな努力は、やがて大きな実を結ぶはずです。
ここにくればきっと、女性だからこそできる、あなただからこそできる「何か」が見つかります。その「何か」は、あなたの可能性を広げ、自信をもたらしてくれるに違いありません。なりたいわたしは、「ここ」にあります。川村学園女子大学を出発点に、自分を高めたいと思うみなさんを、私たちは全力で応援します。
学 長 西川 誠