6月下旬、史学科3年生の授業、日本史演習の3クラス合同で国立能楽堂の能楽鑑賞教室に行ってきました!
最初に「能楽のたのしみ」と題した解説を聴き、その後実際に狂言と能の舞台を鑑賞しました。
今回の演目は、狂言は和泉流「伯母ヶ酒」、能は金春流「羽衣」です。
★参加した学生の感想です★
<なんと、最前列で観れます!>
?一番前の席から迫力がある能楽を見ることができ、とても貴重な経験となりました。日本の伝統芸能の魅力を知ることができる鑑賞教室であったと思います。
<初めて観る人がほとんどです!>
?初めて能楽を見たのですが、実際の舞台は大きく演奏も状況をはっきりさせることが驚きました。舞台の使い方が綺麗だと感じました。
?狂言も能も初めて鑑賞しましたが、それぞれに特徴と面白味があり、もし近所の神社などで見ることのできる機会があればぜひ行きたいと思いました。
?初めて能を鑑賞しましたが、能面の迫力が凄かった。
?狂言も能はどちらも初めて鑑賞しましたが、とても面白く、また見たいと思いました。
<初めてでも心配ご無用!>
?鑑賞する前は能楽に関する知識がなく、ストーリーを理解できるのか少し不安に感じていました。でも、能楽を見る前に、解説で見どころや鑑賞の際のポイントなどが学べるようになっていたため、ストーリーや演出をより楽しむことができました。
<イメージと違いました!>
?物語が淡々と進んでいくと思っていたので、物語に合わせて盛り上がりがわかるような演出となっていたことが印象的でした。声や動きには独特のものがありつつも何を表現しているのかが明確にわかるところが面白いです。
<他にもこんな特徴がありました!>
?松の大きさで遠近感を出す舞台装置が面白いなと感じました。
?女性の役をやっていても声を変えないというか地声のままというのを始め知ってびっくりした。
?狂言では最後がどうなるのかというワクワク感がありました。能の話は知っていた内容だったので今何が起きているのかが場面ごとにわかりやすかったです。特に天女の舞のシーンが男性とは思えない女性らしい動きをしていて、とても綺麗だと思いました。
<以前の歌舞伎鑑賞と比較して!>
?歌舞伎はテンポが早く豪華な印象でしたが、能楽はゆっくりでシンプルな印象でした。そのため、歌舞伎が若者や庶民に愛され、能が貴族や武士に愛されていたことに納得しました。