【????講師】観光事業論~宿泊産業の多角的な事業展開を学ぶ

本学科では、授業へ企業様をお招きし現状や展望をお話しいただくことで、学生の理解を深め興味を広げる取り組みを行っておりますが、今回は2年生の必修科目であり多様な観光産業を幅広く学ぶ授業「観光事業論」へ藤田観光株式会社様をお招きし「ホテルを中心とした多角的なホスピタリティ事業」についてお話をいただきました。その様子を一部ご紹介します。

藤田観光株式会社様は、ホテル業界では数少ない上場企業として、ワシントンホテルやホテルグレイスリーを展開する「WHG事業」、本学より程近い「ホテル椿山荘」やゴルフ場を運営する「ラグジュアリー&バンケット事業」、箱根小涌園を中心に旅館?リゾートホテル?レジャー施設を運営する「リゾート事業」、これら3つの事業を展開されておりますので、各事業の特徴はもちろんのこと、それぞれの事業が誕生した時代を背景に宿泊産業が求められてきた役割までもお話しいただきました。

講話後は、学生から事前に収集していた質問へじっくりと丁寧に回答をしていただきました。藤田観光株式会社様には、当学科から複数名の卒業生が在籍をしていることもあり、学生も真剣に耳を傾けておりました。

~学生の感想です~
?「ホテルの仕事は直接に人と対面するイメージだったが、グループ全体で約100種類も仕事があると知って驚いた。」
?「どの事業も時代によって顧客ニーズが変わってビジネスモデルが変化していると分かった。」
?「環境に配慮した活動に関して。ホテルのような何百人単位で人が使う場所で使用するものを環境に良いものに変えたら影響が大きいのかな、と思った。」
?「障がい者採用をしているなかで、手話を学ぶ時間があるということ。従業員同士でもお客様にも対応できるようにしているのはとても印象に残った。」

今後、学生は、履修した授業によっては、「ホテル椿山荘東京」や「箱根小涌園」へ見学にいくことができる機会がありますので、今回の学びを更に深め将来の糧にいくことでしょう。藤田観光株式会社様ありがとうございました。(担当:山田 祐子)