【授業紹介】観光ビジネスの現場で学ぶインターンシッププログラム(3)

-観光文化実践-
本学科の特徴でユニークな授業「観光文化実践」。学生が観光地や観光事業者を自ら訪ね、自分の目で確かめることで、教室での理論の学びを深めています。各教員がオリジナルの授業計画を立てていますが、今回は「観光ビジネスの現場で学ぶインターンシッププログラム(2)~ 観光文化実践Ⅹ(後期)~」を紹介します。

~ 観光文化実践Ⅹ(後期)~
インターンシップ報告書が完成しました!

観光文化実践Ⅹでは、航空会社、旅行会社、ホテル、ブライダル関連の企業で就業体験した振り返りを行う授業です。
第14回の授業ではお世話になったインターンシップ先の方をお招きして、「インターンシップ報告会」を行いました。そして、実習の成果(目標の達成度、目標のほかに得たもの、反省点)、全体を通しての感想、今後の学生生活で取り組んでいきたいことを文章にまとめた「インターンシップ報告書」を発刊しました。
最終回の授業では、下記の2点について、振り返りと全体共有を行いました。受講生のコメントを一部、紹介します。
この1年で成長したと思うこと(できるようになったこと、苦手だったが克服できたことなど)
?積極性を持って取り組むことが出来ました。実際に現場でのインターンシップでは、分からないことはすぐメモしたり、周りの方々とコミュニケーションを取ることを意識しました。以前までは人についていったり、話しかけてもらうのを待っていましたが、今は自分から疑問を問いかけることができるようになったと思います。
?大勢の前で説明することは苦手だったのですが、落ち着いて対応しながら、相手に合わせて分かりやすく伝える力が身につきました。
?授業で名刺交換の仕方や電話やメールの仕方を学んだことで、インターンシップでもそれを実践することができました。
これから取り組んでいきたいと考えていること(資格の取得、インターンシップへの参加など)
?実用英語技能検定合格を目指して、沢山勉強していきます。卒業までにTOEIC650点ぐらいは取りたいと考えているので、授業や自身での勉強に励みたいです。3年生は就職活動があるので、2月にオンライン合同説明会に参加して企業のことを知りたいと思いました。運転免許も春休みとりたいです。
?合同説明会に参加して、さまざまな企業や業界について情報を収集し、視野を広げたいです。
?次はホテルのインターンシップに参加して、観光系と一般企業を比べてどのような業界が自分に合っているのか考えたいと思います。

1年間、自分に向き合い、適職理解に努めた受講生たちは、明確でかつ具体的に「次に何をするか」という、目標設定ができたと感じました。これからどんどん小さな成功体験を積んで、「なりたい自分」に近づけるよう、努力していくことでしょう。授業が終了しても引き続き、受講生たちの成長をサポートしていきます!(担当:小山 知子)