観光文化学科では、観光に関連する様々な資格の支援を授業内で行っています。
東京の昔と今を知る授業「観光文化(江戸東京)」では、授業へ参加しながら公益財団法人東京観光財団(TCVB)が主催する「東京検定(東京シティガイド検定)」に合格することを目標の一つとしています。
「東京検定(東京シティガイド検定)」とは:海外や国内から東京を訪れる旅行者に、東京の魅力をご紹介していただくために必要な知識の理解度を測る検定です。ご当地検定の先駆けとして平成15年から実施しています。(一部抜粋:TCVB公式ホームページより)
この度、1年生のN.N.さんが合格しましたので、受験のきっかけや勉強方法をご紹介します。
1.なぜ、東京検定(東京シティガイド検定)を受験しようと思ったのですか?
大学入学時は英検の準2級しか持っていなかったので大学在学中で何か観光で役に立つ資格が欲しいと考えていました。また、大学入学と同時に大分県から上京してきたので友達や家族が遊びに来た時に案内出来たら嬉しいなと思いました。
2.合格するための勉強方法を教えてください。
スキマ時間と授業の活用と追い込みです。私は暇な時間やアルバイト中にインターネットで公式HPの一問一答問題を解いたり、ネットの地図を広げて東京の建物や地区の位置を見るように心がけていました。それが授業の予習となり、先生が説明した所以外でも出そうな所にマーカーを引いていました。追い込みでは、歴史、地図、作品、観光地を付箋で分けて書いて視覚的に覚えることを意識しました。特に地図を書くことで観光地の位置関係や路線が整理できました。テスト本番では地図を書いた通りの場所が出たので嬉しかったです。教科書は分かりやすいけれど、文字が多いので整理して良かったと感じました。そして、時事問題は2024年、2025年オープン施設や話題となった出来事に関連する場所をチェックしました。そして、文字で見て気になることがある度に調べて画像として見ることで自分の中で印象に残していました。
3.この資格の取得は、今後どのような時や場所で役立てたいですか?
まずは、2月末に友達が3月には妹が地元から遊びに来るのでいっぱい東京を案内しようと思います。東京シティガイド検定の勉強をした事によって、行ってみたい場所や食べてみたいものが増えたので?観光客?として自分のためにも楽しみたいです。
このようにN.N.さんは東京のことを勉強したことで自分の生活も益々、楽しめているようです。観光関係の資格は実用性が高いのも魅力ですね。これからも授業内における資格取得サポートを充実させていきます。(担当:山田 祐子)